気づかないうちに進行しているかも?
こんにちは!歯科衛生士の中山です☺
皆さん歯医者さんに定期検診に行って
むし歯や歯周病のチェック、歯石取りをしていますか?
定期検診に行っていない方!
今すぐ歯医者さんで診てもらって下さい!!
お口の中に症状がなくても
気付かないうちに虫歯や歯周病が進行しているかもしれません😨
今回はむし歯についてお伝えしたいと思います✨
むし歯って何?
お口の中にいるむし歯の原因菌(ミュータンス菌・乳酸桿菌など)
が歯の表面についた歯垢(プラーク)に棲みつき
糖分を栄養にして酸を出します。
この酸は歯の表面の硬いエナメル質を溶かし、その部分に穴をあけます。
これがむし歯の始まりです。
ニューブランの4つの輪
1960年代にカイスという研究者が虫歯のメカニズムを提唱した
「カイスの3つの輪」という概念があります。
その3つの条件が
①歯質→歯の強度が弱い、唾液の分泌が少ないな
②細菌→むし歯に関わる細菌が多い
③糖質→むし歯菌のエネルギー源となる
砂糖やデンプンの多い食べ物の摂取量、摂取回数が多い
それに、時間(酸にさらされる時間が長い)が加わった
「ニューブランの4つの輪」
がむし歯になる条件と言われています。
むし歯を防ぐためにはどうしたらいいの?
今からむし歯予防で出来ることを紹介していきたいと思います😊
・丁寧に歯磨きをする
歯並びは人それぞれ。
その方にあったハブラシと磨き方をすることがとても大事です。
・フロスや歯間ブラシを使う
むし歯のリスクが高い場所はどこでしょう?
歯と歯の間・噛む面・歯と歯茎の境目です。
この中で歯と歯の間だけはハブラシで磨けないところなので
フロスや歯間ブラシでプラークを除去しましょう!
・甘いものを控える
糖分はむし歯菌のエネルギー源になるので過剰摂取すると
お口の中の糖分濃度が上昇し、むし歯菌が活発化してしまいます
・間食を控える
食事をするとむし歯菌が活発になり酸を出しますが
唾液の力で酸性を中性に戻してくれます
ですが、中性に戻りきる前に間食をしてしまうと
お口の中がまた酸性になり、長時間酸性状態が続くことで
歯が溶けてむし歯になりやすくなってしまいます。
・歯医者さんで定期検診を受ける
歯医者さんで定期的に検診を受けることで
むし歯を早期発見することができたり
お口の中に残ってしまっているプラークや歯石を除去し、
磨き残しがあった場所の磨き方をお伝えさせていただくことで
むし歯・歯周病のリスクを減らしたり
他にも私たちが気付いたことがあればお伝えさせていただきます。
皆さんに定期検診に来ていただき、
お口の中の健康維持のお手伝いをさせていただけると嬉しいです!
今回むし歯についてお話させていただきましたが
むし歯は症状が出てからでは進行してしまっていことが多いです。
しかも
一度失ってしまった歯質はもとに戻らないんです😨
なので、定期的に歯医者さんで診てもらって下さいね☺